近畿製紙原料直納商工組合

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古紙リサイクルとは

リサイクルの歴史

 

「紙リサイクル」の起源は、平安時代。経典を廃棄する際に、その経典を再利用したことが始まりといわれています。
また江戸時代には、「反故」といわれる古紙の集荷も行われていました。そして現代、紙リサイクルが注目されたのは1960年代 の急速な高度経済成長下でした。大量生産、大量消費、大量廃棄によりもたらされたゴミ問題と、紙・板紙需要拡大による 原料確保・資源問題が発端でした。さらに1970年代に発生した2つの石油危機は石油の供給不安、物価高騰をもたらし、 我が国の経済をパニックに陥らせました。これを契機にゴミの減量化やリサイクルへの関心が一気に高まりました。
また紙のリサイクルは、再資源化、省エネルギー、さらには環境保護にもつながることから古紙の利用が注目され、 その回収利用が脚光を浴びるようになりました。

 


紙の原料の約60%に、古紙パルプが使用されています。

「紙」は一般的に文字やデザイン、写真などの印刷適性を求められるため、使用可能な古紙パルプは質的および量的に限定されます。
したがって、古紙パルプの利用率は40%台にとどまっています。一方、「板紙」は、包装による内容物の保護機能が重視され、 「板紙」の内層に古紙パルプの原料で十分強度が保たれるため、平均利用率は93%台にまで達しています。
これら「紙」と「板紙」を合計すると、紙をつくる原料の全体の実に60%以上が、古紙パルプで占められていることになります。

 

一般に紙は、「紙」と「板紙」に大別されます。

いまや私達の暮らしに欠かせない紙。生活が豊かになり産業が発展するにともなって、その使われ方も種類も多様に広がっています。
現在、一般に紙と呼ばれるものには、新聞巻取紙、印刷・情報用紙、包装用紙、衛生用紙などの「紙」と、 段ボール原紙、菓子箱などに使用される紙器用板紙など「板紙」の2種類に大別されます。


人が便利で快適な暮らしを望む限り、

これからも人と紙とのかかわりはさらに深く、

大きく広がっていくことでしょう。

 

出典/「大きく広げよう 紙リサイクルの環」古紙回収推進委員会